そもそも生理周期とは？
卵胞期 - 卵子を作る大切な時期
女性ホルモンの中で卵胞ホルモン（エストロゲン）の量が相対的に高く、心身が落ち着いた状態。エストロゲンは卵子を育てる他にも、内膜も厚くして赤ちゃんが宿りやすいふかふかのベッドを整えるホルモンです。
アロマの中にも植物性エストロゲンと言われる、同じ化学式をもったアロマがあります。その代表がクラリセージ・フェンネル。卵子が育たない方/内膜が薄いと言われている方におすすめのアロマです。
黄体期 - 着床した受精卵を維持する時期
黄体ホルモン（プロゲステロン）の量が増え、人によってはPMS症状が出る場合もあります。女性にとってあまり嬉しいとは言えない体の変化が生じる黄体期ですが、妊活中の女性にとっては、妊娠のための大切な時期にあたります。
イランイラン・ローマンカモミールは妊娠中でも安心して使えるアロマオイルです。イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、食欲不振･過食、めまい、倦怠感、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りがある方におすすめの黄体期アロマです。
生理期 - 女性ホルモンが1度リセットする時期
卵胞ホルモン・黄体ホルモンが一気に下降し次の生理に向けて身体が準備を始めます。ホルモンの下降により自律神経が乱れ、頭痛や倦怠感、やる気が落ちたりと精神的な症状も出やすくなります。
ラベンダーは自律神経を安定させ、血管拡張効果があるので生理中の冷えを優しくケアできます。
マジョラムも優しい香りで生理痛のケアに強いアロマになっています。
生理期に自律神経を安定させ、しっかりとホルモンを落ち着かせることにより、次の卵胞期に質のいいホルモンを分泌させることができます。
Balance Aroma
Ranpō
卵子が育つためのエストロゲンの分泌を促すために作られているアロマです。生理3-５日目から排卵までお使いください。お腹や足の裏をマッサージ、お肌の乾燥が気になるところや、髪の毛先につけてヘアオイルとしてもお使いいただけます。
Ōtai
自律神経を整え生理前の不定愁訴や気持ちを落ち着かせるアロマです。排卵から生理までお使いください。
Seiri
お腹周りの血流を良くし腰のだるさを軽減できるアロマです。生理中のお腹や腰の怠重い箇所にお使いください。足のむくみがある方はふくらはぎをマッサージしてお使いください。
Feminine Aroma
Omatá
入浴後など､清潔なお肌にお使いください。2〜3滴ほど手に取り､デリケートゾーンに馴染ませます｡おしりの保湿にもおすすめです。妊娠中もお使いいただけます。
※妊娠をお考えの方は､タイミングをとる前後1日は使用をお控えください。
デリケートゾーンは繊細な部位
デリケートゾーンの経皮吸収率は腕の内側の約40倍｡繊細で傷つきやすく､きちんとケアをしないと冷えや便秘､不妊の原因になることもあります｡刺激を与えないように優しくケアしましょう｡天然成分100%のアイテムを使用することをおすすめします｡
デリケートゾーンへの使い方
デリケートゾーンに馴染ませるときは、大陰唇周りの皮膚に塗りこみましょう。入浴後、デリケートゾーンはとても乾燥しやすいので、入浴後すぐに保湿をすることが大切です。